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初めのうちは本当に辛かった。
バイトの勝手が悪くてなかなか稼げなかったり、
それに朱音は母親が亡くなったことを受け止めきれず、
学校にもいかず塞ぎ込んでしまったりといろいろあった。
朱音のそばにいてやれる家族は俺だけなので、
バイトがない時間は、絶対に朱音のそばで元気付けていた。
また、バイトで忙しいときは、凛ちゃんの家族や夏の家族に朱音を任せ、朱音を元気付けてくれた。
二人の家族には俺自身も助けてもらっていて本当に感謝してる。
特に夏の父.....コーチには本当お世話になってる。
本当、俺だけが朱音を支えてきたわけじゃない。
だが、あんなに塞ぎ込んでしまって、ずっと無表情だったが元の明るい朱音に戻ってくれた.....。
それに朝の朱音のお礼.......。
うわぁぁぁぁぁぁぁん泣
泣いていいかなぁ?泣いていいかなぁ?いやもう垂れ流れてるけど泣いていいかなぁぁぁ?
あかねがあかねが......うわぁぁぁぁぁぁぁん泣
.....俺は涙を止めることができなかった。
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