始まり

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ジャラ… 鎖で繋がれた男の子が俺である。 シャラシャラ… シャンッ!! ガコッ!! っという音はしたが、 たいした変化はない。 「チッ…。。。」 俺は後ろの壁にある鎖が繋がれた所を見て舌打ちをする。 今、俺がいるのはとある貴族屋敷の牢屋だ・・・。 こんな所にいるのは単純明快・・・俺が魔力無しだからだ。 まぁ正確には "魔力有りの見込み無し"だが。 2才くらいになると潜在魔力? あれを調べるそうだ。 あんまり覚えてないが…。
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