第1章

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他のクラスメイトから聞いた話しによると両親とも教師のようだった。 一方私はイジメられっ子。 成績は普通。 家庭に問題が多かった。 今思うととても不思議な組み合わせだ。 彼女は何度も私と同じクラスになったと言うだけで、今までそれほど親しくした事はなかった。 違う高校に進学すると『やっぱり』と言う感じで年賀状だけのやり取りになった。 そして今では年賀状すらやり取りしていない。 だけど高校生の時一度だけ彼女に誘われて二人で一緒に出掛けた事があった。 ある高校の文化祭に誘われたのだ。 彼女が私を誘うのは意外だと思った。 でも私は快諾した。
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