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この状況をどうするか…
そう考えてながらレグラはひとつ賭けに出る。
後ろにいるリーゲンギガにユリングリン頭部の角を刺し、リーゲンギガの頭部を破壊。当然の、ユリングリンの頭部も破壊され、メインカメラを失い見えないがコックピットを明け、外を見る。
そして胴部のワイヤーをヴィスオルグ2機に付け固定する。
レグラ「すまないユリングリン…」
そう言うとコックピットから出て、パラシュートが開くと同時に手のスイッチを押す。
すると…ユリングリンは爆発。
ヴィスオルグ2機、リーゲンギガは爆発により大破。
しかしレグラ自身にもダメージがある。
フラフラとした様子で歩くが…どこに向かっていいかわからない、政府軍に戻れば裏切り者に殺されるだろう…
そんなことを考えていたが体が持たずその場で倒れこむ、そのまま気を失う。
レグラが目覚めたのは見たことのない部屋のベッドの上だった。
レグラ「ここは…」
当然の疑問を呟いた。
すると奥から一人の老人がきた
老人「ここは地下にあるわたしの家だ。」そういい 名前を聞くと マーラスと言った。
レグラ「なぜ俺を助けた」
マーラス「あそこで爆発があったから行って見たらお前さんが居てな、政府軍がトーグレス領にいるには不自然だから理由が知りたいだけだ。」
レグラ「俺は…任務に来たはずだった…」
そういいなにがあったか話したいまはこの人しか信用出来るものはないさそうだったから。
マーラス「なるほど…つまりはめられたか、理由は推測できるのはお前さんが邪魔だったか、上官の自分の地位のためだろう、同じだが。」
レグラ「真実を知りたいが政府軍にも戻れない」
マーラス「わたしがどっちの勢力にも属さないのはなぜだと思う?」
レグラ「戦いが嫌だからか?」
マーラス「それも間違ってはいないがわたしは両軍が倒しているものが嫌なんだ」
レグラ「どういうことだ…」
マーラス「政府はトーグレスと一般人をトーグレスは政府と一般人を倒す。
つまりあいつらは別勢力を倒すために一般人を巻き込んでいるのが嫌なんだ」
レグラ「ごもっともだ…」
マーラス「だから一般人を守り、争いをなくす第三勢力を立ち上げたい、お前さんにも協力してほしいのだ」
突然の提案だが、レグラは迷いなく、
レグラ「あぁ…いいだろう!」
と答える。
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