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お父様が亡くなってから数年がたった。
ウィリアム「お母様!キレイな花を摘んできました!」
私「まぁ、泥だらけじゃないの?」
ウィリアム「ごめんなさい・・。」
私「いいのよ、ありがとう。とってもいい香りの花ね?」
ウィリアム「はい!きっとお母様が喜んでくれると思って!」
私「ローエンに見つからないうちに、着替えてらっしゃい?」
ウィリアム「はい!」
ローエン「もう遅いぞ。」
ウィリアム「お父様!ごめんなさい・・。」
ローエン「元気なのは良い事だ。だがケガには気をつけなさい。」
ウィリアム「はい!着替えて来ます!」
ローエン「ウィリアムは元気で優しい子に育ったな。
きっと聖愛に似たんだろう。」
私「優しい所は、ローエンと一緒ですわ。」
ローエンは驚いた顔をした。
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