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私「アンナさん、案内ありがとうございます。」
アンナ「そんな!もったいないお言葉です!
聖愛様の身の回りのお世話を任されてるので当然です。」
私「私のお世話なんてしなくても大丈夫なのに・・。」
アンナ「そうはいきません!大切なお客様ですし、
将来このお屋敷のご婦人になられる方ですから。」
私「結婚の事を言っているのかしら?」
アンナ「ええ!その通りです!」
私「きっと結婚は無理だと思うの・・。
私は何だか嫌われてるようだから・・。
それに今日初めて逢った人と結婚なんて、
想像出来ないわ。」
アンナ「私は聖愛様にこのお屋敷に来ていただきたいです。」
私「あら?どうしてそう思うのですか?」
アンナ「旦那様の喜ぶ顔が見たいのです・・。」
私「おじさまには悪い結果になってしまうと思うわ・・。」
アンナ「そうですか・・。
ところで聖愛様は英語がとてもお上手なのですね?」
私「お父様に習っていたし、日常会話は英語でしたから。」
アンナ「そうでしたか。」
私「もちろん日本語も話せますよ。」
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