自分と周りの差

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その青年の外見は18歳位に見える程若々しい。 しかし彼は死なない存在。 いや、“死ねない”存在と表す方が正しいだろう。 彼は人類がこの世界に誕生するより前に、この世界に存在していた。 それに彼には記憶がない。気付いたときにはこの世界の土を踏んでいた。 しかしどういう訳か、自分の名前とこの世界特有の‘魔法’や‘魔法陣’に関する知識だけは頭に入っていた。 何万年以上も生きていてやっていたことは魔力の増量・魔法の習得。この二つが八割を占めていた。 此処で彼はまた一つ周りと異なる点を発見した        魔力が無限 それ故に周りからは【化け物】や【悪魔の化身】などと罵られていた それから彼は姿を隠し、バレないようにギルドなどで依頼をこなしていた
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