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「着いたか。科学と機械の国サイエンス。」
その国は俺の前方約100メートル程先に見えた。
基本的にこの世界は国の出入りが自由で、門番は一応いるが犯罪者を捕まえる以外の仕事は特にない。
関所を通り過ぎ入国をした。
「流石はこの世界の誇る科学だな。まるで異世界のようだ。」
この国は世界で最も科学が栄えている国である。
「とりあえず先に宿を探すかな。」
「やっと着いた。まさかここまで違うとは、科学を嘗めちゃいかんな。」
何があったかは纏めると
初めて来た国で宿の場所がわからず、探している途中に自動車やバイクに轢かれそうになったのだ。
5時間程探してやっと部屋をとれたのである。
「この国では宿ではなく、ホテルと言うのか。」
旅の続きはまた明日からで良いか。
「すみません。部屋を一つ借りたいのですが」
「わかりました。何かご希望する部屋などはありますか?」
「できれば少し広めの部屋を頼む。」
「かしこまりました。それでしたら2185室が宜しいかと。少々お値段が高くなりますが広さ、景色共に素晴らしいお部屋となっております。」
「ではそこを頼む。」
フロントと呼ばれる所で鍵を貰い、部屋へ向かった。
「階の移動には転移用の魔法陣を使っているのか。」
一つの階に上り下りに一つずつとは。
その分値が張るがなかなかいい場所みたいだな。
因みにこのホテルは100階建てです。
部屋の広さはだいたい二人部屋位の広さだった。
その日はすぐ寝た。
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