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「…ぅう…ん」
目が覚めたのは午前七時半くらいだった
朝食を食べ、歯磨きをして着替える。
よし!始めるか
「イアン」
俺がそう言うと一匹の小型のファイアードラゴンが現れた。
『久しぶりだな。』
こいつはおれの使い魔。
ボロボロになって倒れていたところを見つけたので、暫く介抱してやったら妙に懐いていたので使い魔にした。
まぁ、俺らの出会いは良いとして
「今回は科学と機械で有名な国のサイエンスに来た。今までとは一味違うぞ」
『おぉ。何だか楽しそうだな。今回はどれくらい滞在するつもりなんだ?』
「特に決めてないな。良くて手掛かり、悪くて今後の手助けになる道具でも見つけてから、と思っている」
『じゃあ、いつも道理でいいんだな?』
「あぁ。頼む」
俺がそう言うとイアンを中心に半径一メートル程の魔力の球体ができた。
これを広げていき異常な魔力を探していく。
球体の中に入ったものの情報を得ることができる。
使用者が元々少なかったのと、難易度が高く扱えずに断念した人が多く、使えるのは今では俺ら以外いない。
『駄目だ。何かゴチャゴチャしている何かに邪魔されている。』
「そうか。それじゃあ、折角だし見て回るか。目で見れば何か新しい発見があるかもしれない。」
そう言って俺は通りにでた。
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