第1章

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「ねぇ、止めようよ。昼間、村の人も言ってたじゃん!この森に入っちゃいけないって」 「ばぁか!!こう言うのは迷信なんだよ、迷信。古い習慣だろ?こういう村にはよくあるもんだって」 「でも………」 「真央、行けばわかるよ、行けば!」 始まりは高校最後の旅行を更に面白くしようと、好奇心を剥き出しにする皆の想い。 仲間内でこうして集まれるのはきっと最後だからと、皆がはしゃいでいた。 本当にこれが最後になるとも知らずに。
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