第1章

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限りあるもの 父がいて 母がいて 兄弟がいて キミがいる 似たような毎日の繰り返し 横を見れば キミはいつも笑っていて それがあたりまえになりすぎていた 僕らは限りある時間の中を生きている 時間は残酷に時刻を刻む 振り返って 後悔したって その時は戻ってこない いま この時だって 永遠じゃない あたりまえに存在しているものが 明日も 同じように存在しているとは限らない とたんに 怖くなる とたんに かなしくなる でも キミは微笑うんだ 気づけたからいいじゃん って 過去は変えられないけど これからを 今を大切にすればいいと そうだね と僕も微笑うけど キミも 限りある時間の中を生きているんだ
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