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「…それもそうだな」
鈴花のその言葉に、雅楽はぱっと鈴花から手を離した。
鈴花は後ろを向くと、俯きながらセーラー服を脱ぎ始めた。
びっ…びっくりした…!
鈴花は自分の心臓に手を当てた。
ドクドクと早鐘を打っているのがわかる。
多分頬も赤くなっているだろう。
女の人相手に、どうして自分がこんなにドキドキしているのだろうか。
美人だからだよね、きっと。
鈴花は自分にそう言い聞かせて雅楽の方を振り向いた。
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