不信の瞬間

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勇樹は私の電話番号を自分の携帯電話に登録し、笑みを浮かべながら時刻を確認した。 「じゃあ、21時半頃一度連絡するよ。 多分車で行くから、そのまま電話で道案内して?」 「わかったよ。」 「じゃ、また後で。」 勇樹は先にレジへと向かい、カゴの中に入ったお総菜の会計をしに行く。 私はスーパーのフロアーを一回りし、他に買い足さなければいけない食材や日用品をカゴに入れてレジへと向かった。
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