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「おぅ、笑美か。
一緒にカラオケ行った日以来だな。」
勇樹は手にしていたお総菜のパックをカゴに入れ、私の方へと近付いてきた。
「そっか。勇樹の家も琴似だもんね。
家はこの近くなの?」
「いや、JR駅の近く。笑美は?」
「私は反対側。区役所の方。」
私たちは久々の再会を喜び、その場で少し立ち話をしていた。
勇樹のカゴにはトンカツとポテトサラダのパック。
そして私のカゴには、野菜コロッケのパックが1つだけ入っている。
勇樹は私のカゴの中身を見て「これから夕飯?」と尋ねた。
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