氷の溶け行くとき

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コンコン リ「お父様。お客様をつれて参りました。」 父「入りなさい」 リ「失礼致します。」 氷「初めまして」 父「まあ座りなさい」 氷「は、はい」 リ「それでは私はこれで…」 父「まちなさい」 リ「まだ、何か?」 父「お前もここにいなさい」 リ「え?でも」 氷「私のことはおきになさらずに」 リ「では…」 氷「それで、話しとは?」 父「ああ…突然なんだが、リリアと結婚して欲しい」 氷「!!!」 リ「!!!」 父「私たちの面目を保つために…」 リ「お父様!!待ってください!私は…」 父「すまないリリア。できることなら、好きなやつと結婚させたかったが…私の屋敷が終わってしまえば、妻に顔向けできない」
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