プロローグ

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「そんなやつが学院の副学長って、まじかよ」 と、そんな感じになるくらいにありえない人なのだ。 「試験の内容は単純だ。私と模擬戦闘を行いその結果から序列を決めていく」 「人類最強種と戦えって、死ねって言ってるのとたいした変わらないだろ」 「ぐちぐち言わないの。人類最強種と模擬でも戦えるんだからいいじゃない」 「はぁ、はじまった」 詩織は別に戦闘が好きというわけではないが、詩織の能力なら強敵と戦えるのが楽しみというのもわからなくはないが・・・てかわかりたくない。 そして、とうとう学院での最初の試験。 [序列選定試験]がはじまった。
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