善と悪の出会い

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しかしいつまでたっても痛みは訪れなかった かわりにコーヒーのにおいが私の鼻孔をくすぐった 「・・・女子に暴力はいけませんよ」 「っっ!ちっ・・・先生かよ・・・覚えとけ!」 先輩は走って校舎に戻っていった 緊張が抜けたのか、私はその場に座り込んでしまった 「大丈夫ですか!?伊勢さん」 え・・・ 私の名前知ってる・・・・? 「あ・・・っすみません、びっくりしちゃって」
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