序章
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学校の校門をくぐり抜けたとき、だれかに肩を叩かれた。 「あのさ、君雫ちゃんだよね?」 どうやら1つ上の先輩のようだ、でも話したことなど無い。 「今日の昼休みさ、体育館の裏にいい?」 またいつものか… 自分で言うのもあれだが、私はよく告白される、そのせいで少し目立つからやめてほしい…。 それにしても体育館裏なんてベタな場所。
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