第6章 過ちの夜ー純也sideー

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妻帯者で子持ちの伊集院議員。 母は父の野心に満ちた目に惚れこんだらしい。 父のススメで群馬の宿の女将となり、父の悪行の片棒を担がされる羽目に。 でも、二人の仲は内密の関係。 母は俺を産む前に3人中絶したらしい。重い子宮筋腫を患い、医者には子宮の全摘を勧めたられていた。 「この子は産みたい」父に懇願したが。父は猛反対した。それでも諦められず、宿から逃げ出して、命がけで俺を産んだ。
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