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酔った彼女は…俺を川瀬さんだと思っている。
俺は帽子もサングラスもコートも脱いで、人違いだと言うけど…
全く訊き入れてくれない。
「わたしを見捨てないで…」
「だから…俺は…」
俺は盛大に溜息を漏らす。
「お願い…」
彼女は瞳をウルウルさせて俺の腕に縋りつく。
俺は川瀬が羨ましかった。こんなにも可愛い彼女を…家の事情とは言え、捨てるなんて川瀬は鬼だ!!
俺は彼女の誘いに観念して、サングラスを外した。
そして、俺は彼女を抱き寄せて、ゆっくりとシーツに押し倒した。
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