第7章 29歳の初恋ー純也sideー

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彼女の名前は蓮見乃彩。25歳。 実破の『宝和薬品』の社長令嬢兼秘書だった。 婚約解消した川瀬は池袋支店の融資担当者。27歳。 二人は同じ大学の先輩と後輩の仲。 「二人でキャンパスライフで愛を育んでいたのか…」 「おーい?純也」 「ん、あ…ご苦労だった…下がっていいぞ。壬生」 「純也お前が女に興味を寄せるなんて…初めてだな」 「別に…『宝和』は山田支店長の融資先だし、利用出来ないか…調べただけだ」
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