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震える声で強がる君に 神のみぞ知る世界は だだっ広い航海みたいに 無限大の希望を魅せて 宙ぶらりんの明日を 置いてけぼりに走る 小さな子猫を抱き上ぐ その先に在る明後日の為に 神の思し召し時を刻む 慟哭咽び色褪せた翼と 泳ぎ出す自由こそ正義 凡てを理解し颯爽と 駆け抜ける火花のように 輝く風と景色は透明で 思い通りに操り人形 刮目割れ喀血した頃 不敵な笑みでそこに神。
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