残響

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跳ね回る弱者達 離れていく危険は 七色の残響が下から 迫ってくる闇と共に 怒号は青空に鳴き 雲の上には黒い罰 絶望なんて超越した 薄らぐ夢は幻色 ごぉごぉと広がる 何もかもが輝いて消え 意識飛ぶ自嘲的に 叫べば破竹の罠誘う 飛び回る杓子達 求めていく球体は 褪せて残酷な身体から 貪り喰う魄と共に ごぉごぉと
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