目眩

2/2
前へ
/21ページ
次へ
突然変異の別れと 浮き立つ心離れて 水面に映る感染源 現実と未来に掬われ 感傷沁みる解離と 陳腐な話滴って 足跡続く破滅へと 脳内快楽放たれ 暗い光は天に舞い 翼ゆらりと玉響 目眩の先沸き立つは 白昼夢の蒼い月か 我思う故に我あり 僕らは此処にいる 左右異なる音を聴き 離脱する目眩連れて 目眩頻りに目舞う 僕らは此処にいる
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加