第2章

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「それは有り難い事だけど…でも、大葵さんの合コンだなんて」 「福祉科限定だったのはそれだったからか」 サチが納得したように話し出した。 「いつもゆうちゃん、福祉科との合コン話しかしてこないから不思議だったんだ~。てっきりゆうちゃんの好きな人がいるのかと思ってたけど」 「大葵さんが福祉科だから…名前は伏せて誘えって言われてたし…」 「何で?」 「なんとなく俺の事ビビってそうだからって…」 「!!」 「ハル読まれてるね」 「サチ、笑い事じゃないから!!ってか、こんなこと聞いたら余計に行きたくない…」 「そこを何とか!!もちろん、私も行くしサチも行ってくれるよね?」 「えっ?私も?」 「お願い!!サチが一緒ならハルだって行ってくれるだろうし、ね?」 「サチ~」 「はぁ…わかったわよ…」
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