第2章

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それからと言うもの、金曜まですごーく憂鬱な毎日を過ごした。 考えても考えても何で私となんて合コンをしたがるのか全くわからない。 しかもつい最近まで会長さんと付き合っていたのに。 別に私が悪い事したわけじゃないのに会長さんへの後ろめたさがハンパない… やっぱ見た目があんなだし、軽い人なんだ。 うん、きっとそうだ。 …そうなると、私、そんなチャライ人に目をつけられた? ………頭が痛くなってきた…… やっぱり行かなきゃダメですか? 「ハル大丈夫?」 「あっ、みき。気にしないで。今一人の世界に入ってる所だから」 私酷い言われようですけど… でも、今はそれに対応出来る程余裕がないわけで。 「あああぁぁぁぁぁ」 「やっぱりハル大丈夫?」 「いーの、いーの。普段使わない頭フル回転してオーバーヒートしてるだけだから」 やはり酷い言われようですね。
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