第3章

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「連絡きた?」 目をキラキラと輝かせながら聞いてくるみき。 「だーかーらー、こないって。サチにだってきてないんだし」 「私に来るわけないじゃん。ハルの口実で聞かれただけだし。」 あの合コンから毎日のように興味津々で聞いてくるみき。 実の私だって周りからあんなに大葵さんの事を言われたら意識しないわけではないけど、あんな見た目だからすぐに連絡が来ると思っていた。 ……まぁ、だからって返事をするかどうかは別にして。 どこか気を張って待ち構えていたから拍子抜けしてるのも事実だし、このまま来ないんじゃないかっとも思うようにもなってるんだ。 「やっぱりさ、実際話してみて何か違ったんじゃない?だから、もう連絡なって絶対来ないよ~」 「それはどぉ~かなぁ~」 まだまだ引き下がってくれないみきです。 「それより、みきの話はどうなの?」 サチ上手い事話をそらしてくれた!!! グッジョブ!!!
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