第3章

9/25
前へ
/109ページ
次へ
「みきおはよ~」 「あっ、ハル、サチおはよー。さっきバイクの音聞こえたけど会った?」 「うん。寮出たらすぐに。頭だけ下げてきたよ」 「メールきてたみたいだけど」 「えっ!サチほんと?ハル、どーなの?」 「きたよ。たから返事した。私ね、普段にメールはすることにした。逆に意識しすぎるのも変かなっと思って」 ……って、石田くんに言われたんだけど。 「そうなの?いいんじゃない?でも、何かあったらすぐに報告してよ~」 「みき…目が輝いてるけど何もないからね…」 「わかってるって~♪」 みきの反応にもう突っ込むのはやめよ… こうして私と大葵さんのメールのやり取りが始まった。
/109ページ

最初のコメントを投稿しよう!

18人が本棚に入れています
本棚に追加