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友達になったばかりの俺には言えないだろうけどな 響「告白する気はないんだ 言ったところで無理なのは分かってるからな」 那央「言わないと後悔しないのか?」 好きな人が居るって分かってから なぜか胸の奥が痛い 響「いいんだよ 嫌われて気まずくなるのは嫌だしな」 那央「でも言った方がいいよ」 この気持ちが何なのか知らない 感じたことがない思いだ 那央「付き合えるかもしれないだろ?」 響は優しいからきっと付き合えるだろうな 友達として応援しなきゃいけないのに 付き合うようになれば遊ぶ時間も減るんだろうなって考えたら 『失恋したらいい』 なんて最低なことを願ってしまう 響「那央がそういうなら言ってみる ふられたら慰めてくれよ?」 那央「分かった」 だから絶対に本音は言えない バレないように友達を続けよう
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