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朝なんてあっという間だった 「那央そろそろ起きてきなさい 学校遅れるわよ」 那央「分かってるよ 母さんの声デカすぎ」 「早く起きて来ないからでしょ? 昨日も帰ってくるなり寝ちゃうし」 那央「もう行く いってきます」 説教が始まる前に学校に行こう 「いってらっしゃい」 何処かでサボろうかな サボった事が俺には行くあてもない 癖って怖いよな 考えてるうちに学校に着いていた 那央「はぁ…」 響「朝からどうしたんだよ? ため息つきたいのは俺の方だろ?」 那央「告白するんだったな」 響「言うなよ 今から緊張してきた」 普段は余裕ありって感じの響が 緊張しているのは新鮮だった
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