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那央「そうなんだ 全然気づかなかった」 響「だよなぁ 今まで関わりなかったしな」 目の前で笑いながら話が出来る日が来るなんて思ってなかったから 那央「俺も…実は話がしたかったんだ」 何を話せばいいのか分からない 響「本当に? もっと早く話しかければよかった」 那央「でも俺と話してもつまらないと思う」 他の人に比べると話題もなければ人気もない いつも一人で居る俺が可哀想に見えて話しかけてくれたのかもしれない 素直に喜べない自分が嫌になる 響「つまんねぇかどうかなんて話してみなきゃ分かんないだろ? 俺は草薙だから話したいし友達になれたらって思ってる」 那央「友達…」 響「俺じゃダメか?」 今まで友達が居なかった訳じゃない
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