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私のカラダの細胞すべてが
室長の大きな手のひらに
吸い寄せられるように
私の中でざわついている。
室長の指先を待ちわびて潤んだカラダが
その先を欲していた。
狭い狭い私の入り口が
室長によってゆっくりと開かれる。
未知の感覚に緊張と不安と少しの恐怖が私のカラダを強張らせると
室長が汗で貼り付く私の髪を掻き上げながら私にそっとキスをする。
鼻先がぶつかる距離でじっくりと目を合わせ
室長は目を細めていつも優しい眼差しをより一層あたためた。
「…初めて同士だ。怖くない…」
室長が私の中にゆっくりと入って来た。
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