ネム

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 このままだと、勝手に自殺をされてしまいそうな雰囲気がありました。  強姦の後ーー  「なるほど、私の出番じゃないですか……!」  不謹慎ですが、胸の内からくる高揚感で、口元が歪んでしまいそうでした。  そして、私は少女の元に降り立ちます。  「あなたの願いを叶えましょう」  さしずめ、私は天から舞い降りた天使のよう、でしょうか?  「……誰、あんたは……?」  少女は死んだ魚のような目で私に視線を向けました。            ソラ  「私の名前は、天高 宙」  さぁ、ようやく私の出番が始まりました。  「あなたの夢は私が繋げます☆」  「落ち着きましたか?」  私の自宅にて、浴槽から出てきた女子高生(私も同じく女子高生ですが)に私は声を掛けました。  「……とりあえず、風呂ありがとう」  ぶっきらぼうに女子高生は言います。染められた金髪から、ギャルだと思って見ていると、  「……何ジロジロ見てんのよ」  タオルを巻き付けた女子高生はぶっきらぼうに言い放ちます。そんなにジロジロ見てたでしょうか……。  「あなたの名前は?」
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