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初めまして、皆さん。
え? 誰に言っているのかって?
嫌だなぁ、分かってるくせに。ここは私の仕事部屋ですよーー正確には、『工具箱』と言うバーのカウンター席ですが。
え? どうしてそんな所にいるのかって? あはは、質問が多いですね。
全く、もうそんなにたくさんコメント流し込まれても、私は一人しかいないんですから、そんな一遍に返事は無理ですよ?
しかし、どうして私がここにいるのかには、しっかり答えさせていただきましょう。
「私がここのマスターをやっているからです☆」
ちなみに、私の年齢は現在18歳と言うことになっています。いえ、何しろ私は大魔女ですから、年齢なんてそんなものは私にとってあってないようなものですから。
え? 名前ですか? 本当に質問が多いですね。
私の名前はーー
「ーーでは、定例会議を終わります」
私立四季上学園の生徒会定例会議が終わりました。時刻はもう19時となり、外は真っ暗でした。
「ーっふぁ……終わりましたねぇ」
大きな欠伸をしながら、私は伸びをして席を立ちます。
「あれ? 寝不足か?」
隣から男の声がした。
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