吐露

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「公私混同は……」 爪が綺麗に手入れされた 彼の美しい手が 私の頬をそっと撫でる。 「GMには 公も私もあったものじゃない。 だからこそ君は いまここにいるんだよ」 なんて勝手な。 なんて我儘な。 なんて子どもみたいな。 でも、そんなあなたに、 昔と同じなようで 昔とちがうあなたに。 常に余裕で 一歩前から 私を優しい瞳で 見守っていたような人が……
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