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「こんにちはー！」
いつものように挨拶し、診察台の前に置かれたスツールに掛ける。
鵜飼先生は「調子はどうだい？」と私に尋ね、看護師が持ってきた検査結果とカルテを照らし合わせた。
「トレッドミル検査、お疲れ様でした。
・・・また痩せた？」
鵜飼先生は日に日に痩せていく私の体を気遣ってくれる。
だけどこれは故意に痩せようとしている訳ではなく、わずかな意識と強い変身願望によって体型が変わっていった結果なのだ。
「痩せる事ばかりが美人への近道じゃないよ？
大事なのは健康である事。
まずはそこを気遣ってからじゃなきゃ！」
「ははっ・・・!!
そうですよねー。」
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