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朝昼兼用の食事を取り、12時を回った頃私は昂太と一緒に家を出た。 今日は天気が良く暖かい。 日中のうちに帰れる事ができれば問題なく地元までバイクを運転できる。 私はヘルメットをかぶり昂太が運転するバイクの後部座席に乗った。 北5条通りを走るバイクは北海道神宮の傍を通過し、北医大病院を目指し走っていく。 そして予定通り、昂太は私を病院の正面入り口前に下ろしてくれた。 「少し回り道してきたから午後診療の受付にちょうどいい時間になったろ? 体、早く良くなるといいな。」 「うん!ありがとう。」
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