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不気味にも鳴き声が聞こえた。
口には数本の鋭い歯がこちらを向けていた。
「ちょっと下がってなさい…私が追い払う」
と言って短剣を持って立ち向かっていった。
サンドワームは、大きな身体をおじさんに襲った。
おじさんは、ふみ潰ぶされ、倒れ込んでいた。
「おじさーん」
と私は、悲しげに言って大きな声で言った。
「お…お嬢ちゃん…逃げるんだ」
と塞ぎ込みながら言っていた。
私は、逃げずに、お姉ちゃんの心とお母さんからのリボンを
持って託しました。
こちらにサンドワームは、気が付いて近付こうとしていた。
私は、リボンに託して願った。
[お願い…私を守って下さい]
と願いが通じたのかリフレクトが出きてサンドワームが
その透明な反射鏡によって跳ばされて行った。
その反動音がすごくて反射鏡が確かにあるのが見えた。
「なっ何だ?あの反射するバリアは?」
とおじさんが驚いていた。
[炎をサンドワームに与えて!]
と強く願うと、捻れて炎が交差していた。
炎上するように、サンドワームを包まれて燃えていた。
「すっすごい…何者なんだ?あの子は?」
と言っていた。戸惑いを隠せずに動揺していたが、
サンドワームが弱っていた隙を狙って頭の上を突き刺した。
高い鳴き声を出して、倒れてしまいました。
おじさんも倒れてしまい、私が近寄っていき、
「おじさん…大丈夫ですか?」
と言って身体をみてみると、血だらけになっていて、
生きる力がなかったようだった。
「おっお嬢ちゃん…すごいね。もう…君…一人で、
お母さんに…会えるだろう」
と言って力尽きて亡くなってしまいました。
私は、信じられずに、目を見開いて、涙が
ポロポロと流れ出てきました。
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