第10章 沙漠の旅にて

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そう考えていると日光の暑さも感じられずに、 冷ましてくれて麻痺状態にいた。 私は、もう前へと進んでいた。 どうするよりも、逸早くお母さんに会いたい気持ちで、 あふれそうだった。 そう思いを色々と巡っているとセントバード市の近辺まで ようやく着いた。 地に手をついて、息が切れそうだった。 ハァハァと、息が整える事が難しかった。 少しまだ動揺をしていました。 顔を上げると、大きなセントバード市があった。 「ようやく…私は、ここまで来たのね。 私は、ククルからセントバードまでの二千キロを歩き抜いたのね」 と何度も何度も看板を見て確かめていました。
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