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『電車が参ります』
「お、丁度いいじゃん♪」
「うん! …でも、やっぱ行っとけば良かったかなぁ…」
ふとスマホの時計を見ると、まだ14時になったばかりだ。
これは、少し焦りすぎたかもしれない。
「じゃあさ、俺んちくる? 」
「…へぇっ!!?」
「あ、いや、別にやましい意味はねーよ!? 前にお前が言ってた漫画とかもあるし…」
ゴクリ…
真浩くんは、男子にしてはとても純粋。
優しくて話しやすくてモテそうなのに、恋愛経験は少ないらしい。
大丈夫、だよね。
「…いく。」
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