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ディーマ「ちょうど良い機会じゃ。わしと、トキアが出会った時の話を、聞いておくれ。あれは、9年前、わしが、ストームマウンテンにこもって、天候魔法の修行をしていた時の事じゃった……。」
………………
ディーマ「今日は、この辺で、修行を終わりにするか。」
バサッ、バサッ!
ディーマ「ん?あ、あれは……!ストームバード!!足に掴んでいるのは……?」
?「オギャー、オギャー。」
ディーマ「人間の、赤ん坊!?奴め、食べる気か?そうはさせん!力づくでも、返して貰うぞ!行け!!」
ドゴーーン!
ストームバードは、ばたんきゅ~!
ディーマ「すまんな。だが、赤ん坊を放っておく訳には、行かなかったのじゃ。許せ。」
?「オギャー、オギャー。」
ディーマ「おぉっ!何と可愛い女の子じゃ!早く、わしの家に帰って、温めてやらなくては!」
ディーマの家にて。
ディーマ「う~む……何処の親か分からないし、探そうにも、シェルドラドは、広すぎる……そうだ!この子は、わしが育てよう!そうと決まれば、名前はどうするか……テンコ?うーん……いまいちじゃな。アメノフスキー?うーん……これも、しっくり来ないな………。」
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