第1章 出会い

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彼女がおもむろに僕に近付いて言った。 「みさき、先に料金頂戴」 僕は言われるがまま、彼女に3時間分の料金を支払った… 彼女はサイフにお金を入れて、僕の方に戻ってきた。 「さっ営業は終了!みさき、本当の名前教えて」 「いや…あの…だから相葉みさき…」 「うそ!、私さき!何か偶然かな~」 僕は一人ポカンとしていた… 「あ~んもう、みさきこれからはプライベート、みさきまだ私と居たいんでしょ?」 「…へっ!まじ!良いの!さな??」 「だから、本名中林さき」 「プライベートで、さなって呼んだら怒るからね」 「あっ。うん…」 彼女は咄嗟に何かを思い出したかの様にフロントに電話を入れた 「あっ、すみません、泊まりに変更できますか?、はい、はい、うん明日の朝までなんだけど…、そうですか、分かりましたじゃあ変更で後何か食べ物は又連絡します」 「みさき、泊まりに変更した場合絶対料理頼まないといけないって、何が良い?」 「あっ…と…さ…き」 「ん?」 「僕と一晩寝てくれるの?」 「うん、そうだよ、それが?」 「お金…」 そう言いかけた時、彼女の目が変わった… 「みさき私は今プライベート、仕事は終わったの!お金はいらない!、あっでもホテル代は出してね」 「うん!やったー!」 人生初の女性とのお泊りだった… そこ声を聞いてさきが驚いた。 「みさき…ごめん、私ね本当に大きな音駄目なんだ…お願い…」 そう言いかけた時彼女はその場にしゃがみ込んだ 僕は突然の事にビックリして慌てて彼女をベッドに運んだ それから冷たいおしぼりで彼女の顔を拭いた。 10分位だっただろうか彼女が目を覚ますまで その間、僕はまたもや、もてない妄想男の考えを巡らせていた… 死んじゃった、嘘!まてまて!息はしてる…えっでも、でもこの状況まずいだろー 「うっ…」 さきが目を覚ました… 「さき…」 「あっ、みさき、ごめんビックリさせて、お願いが有るの、私のバック持って来て…」 か細く弱い声だった… 僕は慌てて彼女のバックを持って彼女の元に持って行った…
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