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彼女のお店に連絡を入れた…
「プルプル、はいトレジャーでございます」
「予約お願いします。」
「はい、どの子をご指名ですか?」
「さなさんを…」
「いつのお時間でしょうか?」
「今度の土曜日最後の時間で」
「かしこまりました、ではホテルと待ち合わせどちらかとお名前とご利用時間を」
「あ…ホテルで、名前は本当の名前を言おうとしたがやめた、井上です、ホテルは又入ってから連絡します。いいですか?」
「かしこまりました、では仮予約を賜りました、夜7時までにホテルに入りご連絡をお願いします、それでなければ仮予約がキャンセルになりますので、お忘れの無い様に」
「はい」
「では、トレジャー鮫島が受け付けました。お電話ありがとうございました。」
電話を切って、ふぅっとため息を付いてその週の仕事を頑張った
そして、運命の日僕は仕事がいつもより遅くなり、作業着のままホテルに向かい、6時55分ギリギリにお店に連絡を入れた
「はいトレジャーでございます」
「井上です、さなさんをご指名しました、月曜に…」
「はい、承りました、井上様、さなは只今接客中で、夜中のご案内ですが。如何なさいますか?」
「大丈夫です。泊まりでホテルに入りましたから、お願いします。」
「では1時からですが、お時間は?」
「お店は何時までですか?」
「すみません、当店は2時までなんですが…、井上様早くご予約頂いたのでお好きな時間を頂いてさなに確認取りましてから、ご連絡で如何でしょうか?」
「構いません、お願いします、出来たら時間は3時間で…無理なら大丈夫です」
「かしこまりました、では又後ほど、番号伺えますか?」
僕は番号を教え電話を切った
静かに電話を待った…
9時位だった…プルプル
携帯が鳴った…
「はい」
「トレジャーでございます、さなが良いとの事で1時から3時間で、ただ申し有りません。井上様何分夜中のご案内で御座います。交通機関がない為、もしご予算有りましたら、お泊りコースで朝10時までにはお願い出来ませんでしょうか?ご予算も通常の半分で如何でしょうか?」
「いくらです?」
「通常ですと、10万ですが、今回は5万円と指名料千円後はホテル代なのですが…如何でしょうか?」
「構いません、お願いします」
「ありがとうございます!では後ほど…」
電話の切れ際僕はホテル名とあるお願いをした。
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