第1章

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一年の時のクラスでは、親友というものもできた。 鳴海亜子。 亜子は、私よりも10センチは背が高くハキハキしたとっても美人でスレンダーな女の子。 男女通して、クラスの人気者。 初めて私に声をかけてくれた亜子。 ポツリと座る私に、綺麗な笑顔で笑ってくれた。 何でも話して、私の初恋も応援してくれてたんだ。 舜君と高藤紘平君も、クラスの人気者。 明るい紘平君と無口な舜は、対照的だけど中学からの親友だって聞いた。 入学した次の日。 私は舜君に恋をした。 きっかけは、私のペンを拾ってくれたこと。
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