序章

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「まったく今日もいい天気だぜぇ…」 思わず独り言がこぼれた。 さんさんと降り注ぐ太陽。僅かに浮かぶ白い雲。どこまでも続く砂浜。穏やかに寄せては返す波。 ここはとある南国のビーチ。 俺の最近のフェイバリットスポットだ。 俺はデッキチェアに横になりながら、お気に入りのカクテルを傾ける。 サングラス越しの太陽がやけに眩しい。 こんな平穏な日々も悪くない… そんな風に思っていた時期もありましたww 急な辞令により勤務先が変更になるまでは…
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