2枚.デザインと宣伝方法。

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……何だか騒がしくなりそうな気がして、すぐには了承できない。 佐久の友人ってだけで特に。 「部長、俺の友人だってだけで嫌がってますよね?」 「あのぉ、美音は関係ないんですよねぇ?」 しきりにスマホをスライドさせながら美音が首を傾げる。 「関係ないって?」 「美音はこの企画のお茶組みとかコピーとか雑用係で内容には関与しないって事でいいですよねーぇ?」 チカチカと点灯するスマホに素早く文字を入力していく。 艶々に手入れされた長い爪が、カチカチと画面に音を立てていた。 「まぁ、バイトだしね」 「良かったぁぁ。美音、女の子用のボクサーパンツなんてダサくて無理だもん。企画に参加してるとか恥ずかしい」 ……この女。 私だって好きでボクサーパンツなんか企画してる訳じゃないのに。 「美音ちゃんはさっきから何を打ってるの?」 早良も少しムッとしたのか調べていた手を止めて、美音を見た。 「あ、Twitterですぅー」
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