第3章

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「聞いてみたらいいよ。 ちゃんとした理由があるなら、ちゃんと話してもらわないと。 わかんないまま、ずるずる悩んでるのは遥香も辛いでしょ?」 「うん…聞いてみる。」 「辛かったら、いつでも電話してね。 私は、遥香が笑ってくれたらそれでいいから。」 乃愛がいてくれて、本当に良かった。 トイレから出ると、真田君と達希君が待っててくれた。 「真田君、ありがと。」 真田君は、私の腕を引きながら乃愛にメールしてくれたらしい。 「いや…いいよ。 それより、達希がしおり製作を手伝ってくれるってさ。」
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