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「聞いてみたらいいよ。
ちゃんとした理由があるなら、ちゃんと話してもらわないと。
わかんないまま、ずるずる悩んでるのは遥香も辛いでしょ?」
「うん…聞いてみる。」
「辛かったら、いつでも電話してね。
私は、遥香が笑ってくれたらそれでいいから。」
乃愛がいてくれて、本当に良かった。
トイレから出ると、真田君と達希君が待っててくれた。
「真田君、ありがと。」
真田君は、私の腕を引きながら乃愛にメールしてくれたらしい。
「いや…いいよ。
それより、達希がしおり製作を手伝ってくれるってさ。」
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