第１回 2/3

インプット

「クラウドアトラス」という映画を観た人？

いないか。
みんな小説書こうと思ったら映画、音楽、絵、美術、小説も網目のように通してくださいね。

例えば美術館に行けば一回で1,000枚くらいの絵が見られますよね。
その内の何枚かは自分の心にグサっと刺さるので、その刺さったものを上手く描写するだけで小説の中ではすごく良い文章になるんです。なぜならその感動した気持ちが凄く素直に映るので。

そういうところをどんどん増やしていかないと、やっぱり小説は書いてて続かないですから。
音楽でもアイドルでも勿論いいんだけど、果てしなく入れる作業をしないと駄目かな、ちょっと頑張らないといけないね。

その場合、実はさっき1,000冊って言ったのは、この1,000冊の中で本当に自分にヒットして、心から感動する本なんて多分0.2%位しかない。20冊くらい。

ただ、その20冊に関しては、自分の本当に感動したものは、自分のバリエーションで書き変えて作って、何冊の小説が書けるようになるか、核になるものなんです。

自分の小説の型になるんですよね。