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彼の隣
ずっと遠くから
みていた
彼の隣には
いつも誰かいて
近づけなかった
ずっと彼を
想っていた
でもこの想いは
届くことなく
儚く散った
彼が私に
気づくことなく
儚く散った
彼の隣には
すでに別の誰かがいて
彼は彼女に
笑いかけていた
私じゃない
彼女に
私の想いは
あてもなく
宙を舞う
虚しい気持ちだけが
私の中に残る
気持ちを伝える
勇気がなかった
自分のもどかしさに
腹がたつ
もし私に勇気が
あったら…
気持ち伝えられたら…
彼の隣にいたのは
私だったのかな
なんて
虚しい希望抱いてる
後悔しても
もう遅い
彼の隣には
もういるんだから
私じゃない
彼女が…
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