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あたしが戸惑っていると
彼は顔を上にして
あたしをじっと見つめた
「いいだろ、これくらい」
甘い視線に
ノーとは言えなくなる
「お前は今、
俺のとこにいるんだから」
そして
そっと手を握られた
彼の気持ちが伝わる
そして
あたしの気持ちも
高まっていく
もしかしてあたしは…
確信の一歩手前の
甘い時間を共有するように
あたしたちは
そのまま静かな時を過ごした
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